Python, pyenv, venv

pyenv のインストール

システムにインストールされている Python とは別のバージョンの Python を pyenv にインストールします。

sudo dnf -y install gcc zlib-devel bzip2 bzip2-devel readline readline-devel sqlite sqlite-devel openssl openssl-devel git libffi-devel xz-devel

次に、pyenvのクローンをホームディレクトリに作成します。

git clone https://github.com/pyenv/pyenv.git ~/.pyenv

bash_profileにpyenvのパスを追加します。以下のコマンドをそれぞれ実行します。

echo 'export PATH="$HOME/.pyenv/bin:$PATH"' >> ~/.bash_profile
echo 'eval "$(pyenv init -)"' >> ~/.bash_profile
source ~/.bash_profile

無事インストールされたか、以下のコマンドを実行してみます。バージョン情報が表示されれば完了です。

pyenv -v

まず、インストール可能な Python のバージョンを以下のコマンドを実行して調べます。

pyenv install --list

ここでは、Python の 3.13.3 をインストールします。

pyenv install 3.13.3

local コマンドを使うと、特定のディレクトリ内のみバージョンを切り替えることができます。

特定のバージョンのみ使いたいディレクトリに移動して、以下のコマンドを実行します。

pyenv local 3.13.3

global コマンドを実行すると、ユーザー環境におけるデフォルトの Python バージョンを変更できます。しかし、これはシステム全体ではなく、pyenv を利用しているユーザーの環境のみ変更されます。

インストールされている Python のパスを調べるには、以下のようにします。

pyenv which python
which python

仮想環境を作成するには、以下のコマンドを実行します。

python -m venv [env_name]

仮想環境をLinuxでアクティブにするには、以下のようにします。

. /bin/activate