Dockerfile と Docker Compose の違い

Dockerfileは単一のコンテナをどう作るかを定義し、Docker Composeは複数のコンテナをどう連携させて動かすかを定義します。

Docker Compose コマンド

設定ファイルなどに変更がなく、単に現在動いているコンテナを停止してもう一度起動したい場合は以下のコマンドを実行します。

docker compose restart

# サービスの停止
docker compose stop

# サービスの起動
docker compose start

Docker Compose 環境のコンテナを新しく作り直すときは、以下のコマンドを実行します。

# 既存のコンテナを停止し、関連するボリュームも削除
docker compose down -v

# 新しい設定でイメージをビルドし、コンテナを起動
docker compose up -d --build

# 上記のコマンドをまとめて記述
docker compose down -v && docker compose up -d --build

コンテナのログを確認するには、以下のコマンドを実行します。

docker compose logs サービス名
docker compose logs apache

docker-compose.yml と compose.yml

docker-compose.yml と compose.yml の違いは、名前の違いだけで両方とも Docker Compose v2 ではサポートされており、機能的な違いはないです。

compose.yml は compose v2 以降から対応しています。compose.yaml を使うのが推奨です。

Docker Compose の現在のバージョンを確認するには、以下のようにします。

# v1 の場合
docker-compose version

# v2 の場合
docker compose version