セッション管理
このセッション ID の発行や管理に不備がある場合、「 セッション・ハイジャック 」や、「 セッション ID の固定化(Session Fixation) 」などの攻撃にさらされます。
攻撃による発生しうる脅威
- ログイン後の利用者のみが利用可能なサービスの悪用
- ログイン後の利用者のみが編集可能な情報の改ざん、新規登録
- ログイン後の利用者のみが閲覧可能な情報の閲覧
対策方法
- セッション ID を推測が困難なものにする。
- セッション ID を URL パラメータに格納しない。
- HTTPS 通信で利用する Cookie には secure 属性を加える。
- ログイン成功後に、新しくセッションを開始する。
- セッション ID を固定値にしない。
- セッション ID を Cookie にセットする場合、有効期限の設定に注意する。