VirtualBox に AlmaLinux をインストールした後に Flask アプリをデプロイする為の準備 - AlmaLinux

Linux のパッケージをアップデート

以下のコマンドを実行して、パッケージをアップデートします。

sudo dnf -y update

EPEL リポジトリも以下のコマンドを実行して追加します。

sudo dnf -y install epel-release

Python、pyenv、venv について

Python、pyenv、venv については、以下のリンク先を参考にしてください。

Python パッケージのインストール

Python のパッケージをインストールします。

Flask のインストール

pip install flask

Waitress を使う場合

Waitress をインストールするには、以下のコマンドを実行します。

pip install gunicorn

Gunicorn を使う場合

Gunicorn をインストールするには、以下のコマンドを実行します。

pip install waitress

ウェブサーバーのインストール

Apache を利用する場合

以下のコマンドを実行して、Apache をインストールします。

# インストール
sudo dnf -y install httpd

# 起動
sudo systemctl start httpd

# httpd の状態の確認
sudo systemctl status httpd

# 自動起動の有効化
sudo systemctl enable httpd

Apache のログの場所は、以下の場所です。

# エラーログ
sudo less /var/log/httpd/error_log

# アクセスログ
sudo less /var/log/httpd/access_log

設定ファイルは、以下の場所にあります。

# メインの設定ファイル
/etc/httpd/conf/httpd.conf

# 補助設定ファイル。以下のディレクトリにファイルを作成
/etc/httpd/conf.d

Nginx を利用する場合

以下のコマンドを実行して、Apache をインストールします。

# インストール
sudo dnf -y install nginx

# 起動
sudo systemctl start nginx

# nginx の状態の確認
sudo systemctl status nginx

# 自動起動の有効化
sudo systemctl enable nginx

Nginx のログは、以下の場所です。

# エラーログ
sudo less /var/log/nginx/error.log

# アクセスログ
sudo less /var/log/nginx/access.log

設定ファイルは、以下の場所にあります。

# メインの設定ファイル
/etc/nginx/nginx.conf

# 補助設定ファイル。以下のディレクトリにファイルを作成
/etc/nginx/conf.d

ファイヤーウォールの設定

ファイアウォールの設定にウェブサーバーの設定を追加します。

sudo firewall-cmd --add-service=http --zone=public --permanent
sudo firewall-cmd --add-service=https --zone=public --permanent
sudo firewall-cmd --reload

サンプルの Flask アプリは、8000番ポートを利用しています。8000番ポートを開けるには、以下のコマンドを実行します。

sudo firewall-cmd --permanent --zone=public --add-port=8000/tcp && sudo firewall-cmd --reload

Flask アプリのサンプル

サンプルアプリを使う場合は、GitHub からダウンロードしてください。

git clone https://github.com/beginnerP765/flaskapp.git